9171栗林商船は高配当株投資としてオススメか調べる

9171の栗林商船は安心して長期保有できる優良株なのか

安定的に配当金を出し続けてくれるのか
長期的に株価が伸びる見込みがあるのか
安定的にキャッシュフローを得ることができるのか

そしてFIREへ私たちを運んでくれる優良増配株、金のニワトリたりえるのか

調べていきましょう！

この銘柄いいな！っておもわれたら、本投稿の下段にあるいいねボタンを押して頂きたいです。

以下は最低限おさえておく項目です。

健康に経営できているか
株主に還元する文化があるか

を判断しましょう。

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初心者でも判断できるよう、特に必要な項目に絞って掲載しています。
より詳細なデータや他の項目は下段外部リンクのIRバンク様が個人的にオススメ。
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栗林商船ってどんな銘柄？

栗林商船は東証スタンダードで取引されています。

決算は3月です。

業種は業種は海運業に分類されています。
こちらは一般的に契機に影響されにくい、と言われます。
ディフェンスは食品や通信、医薬品、鉄道、電気ガス等、景気が悪くなっても変わらず生活に必要な銘柄のことです。
内容の見極めが大切ですが、長期保有に向いている可能性もあります。

Yahooファイナンスで見ると

内航大手。北海道と東京、大阪間が主航路で新聞用紙が主。外航、青函フェリーに加えホテルも

Yahooファイナンス

一旦はさらっと読む程度で。色んな数字を踏まえて「いいかも」と思われたら下段の公式サイト等で詳細を確認しましょう。

事業としては次です。

【連結事業】海運97(1)、ホテル2(-82)、不動産1(38)(2021.3)

Yahooファイナンス

連結事業の読み方は
事業概要売上構成比率(売上高営業利益率)です。

例えばインターネットサービス57(11)、フィンテック35(14)、モバイル9(-50)でしたら
インターネットサービスが全体の57%の売上で、そのうち11%が利益
フィテックが35%で利益が14%
モバイルは9%で利益は-50%
という意味です。

売上高営業利益率の計算は
売上高営業利益率=営業利益÷売上高×100
です。

割合の高いところの利益が低かったりマイナスだったりすると、
何があったか調べた方がよいところです

売上高は安定しているか

こちらを見る目的は業績が安定しているかを確認ためです。

一般的に高配当株はおじいちゃんな会社が多いです。
成長期は投資に回すので、配当が低くなりがちだからです。

ですので激しい右肩上がりはそもそも期待しません。
しかし、落ちていくのも困る、という程度でとらえましょう

「高配当を継続しているのに徐々に右肩上がり」な会社はねらい目かもしれません

横這い～右肩上がりか

増減が激しすぎないか

【栗林商船の売上高推移と実数値】

日付	売上高
2008/03	51127180000
2009/03	49848690000
2010/03	42538920000
2011/03	42138670000
2012/03	41866020000
2013/03	43819950000
2014/03	47263810000
2015/03	46939140000
2016/03	44387180000
2017/03	44358370000
2018/03	45969920000
2019/03	47588160000
2020/03	45991460000
2021/03	41498000000
2022/03	45255000000
2023/03	48500000000

EPSが安定しているか

1株当たりの利益のことで、当期純利益を株数で割った値です。

色々と見方がありますが、高配当株的には

配当性向　＝　1株当たりの配当÷EPS　×100

という意味になりますので、しっかり増加していてほしいところです。

ちなみに増資したりすると1株あたりは下がります。
株価をEPSで割ると、PER（株価収益率）になります。

右肩上がりになっているか

【栗林商船のEPS推移と実数値】

日付	EPS
2010/03	-43.82
2011/03	-26.47
2012/03	-8.54
2013/03	85.75
2014/03	59.24
2015/03	111.63
2016/03	87.71
2017/03	72.31
2018/03	121.48
2019/03	130.11
2020/03	34.12
2021/03	52.94
2022/03	7.10
2023/03	27.59

営業利益率は10%以上か

儲かる仕事をしているかの判断をします。

売上のうちの利益がどの程度かを表しています。
販売管理費のような人件費を除いた数字で、徐々に減っていると

「競争優位性がなくなってきたのかな？」
「社内効率が悪くなっているのかな？」

と考えられます。

市場の平均は7%程度
10%以上か
横這い～上昇傾向にあるか

【栗林商船の営業利益率推移と実数値】

日付	営業利益率
2008/03	2.93
2009/03	2.87
2010/03	0.57
2011/03	2.61
2012/03	0.64
2013/03	0.90
2014/03	2.78
2015/03	4.15
2016/03	4.05
2017/03	5.23
2018/03	4.11
2019/03	3.62
2020/03	0.95
2021/03	-0.10
2022/03	0.23
2023/03	1.34

自己資本比率は40%以上か

企業の安全性・健全性をみるために確認します。

経営において借金は悪いことではないですけれど
高配当株投資においては40%以上はほしいところ。

40%以上であれば10年以内につぶれる確率は3.5%だそうです。

40%以上か

【栗林商船の自己資本比率推移と実数値】

日付	自己資本比率
2008/03	19.86
2009/03	18.50
2010/03	17.90
2011/03	16.50
2012/03	16.60
2013/03	19.00
2014/03	20.20
2015/03	23.20
2016/03	24.20
2017/03	27.70
2018/03	31.40
2019/03	32.00
2020/03	27.40
2021/03	28.20
2022/03	29.10

営業活動によるキャッシュフローが黒字か

本業のなかで「現金がしっかり増えているか」の確認です。ここがマイナスは要注意です。

キャッシュフローが黒字ということは、期中にしっかりキャッシュを回収できている、ということです。
仮に現金がふえていても、本業から得た中身のあるものか、はたまた借入金なのかの判断が難しいですよね。

営業キャッシュフローは「しっかり本業で投資して回収できているか」を表してくれます。
大切です。

毎年黒字になっているか
長期的に増加傾向であるか

【栗林商船の営業活動によるCF推移と実数値】

日付	営業活動によるCF
2008/03	4468280000
2009/03	2853570000
2010/03	3020670000
2011/03	2549220000
2012/03	2720950000
2013/03	3541950000
2014/03	3474660000
2015/03	3869640000
2016/03	3837280000
2017/03	5089380000
2018/03	3046760000
2019/03	4305320000
2020/03	1843410000
2021/03	3527000000
2022/03	4919000000

一株当たり配当金は減っていないか

一株当たりの配当金額です。
この金額に持ち株数をかけたものが得られる配当になります。（税金は別で

ここが安定していないと高配当株投資たりえません
特に例えばリーマンショック時等に大きな減配や無配にしていないかも見ましょう

減らないことが大切です。

「特別配当で高いだけ」というケースもありますのでそこは注意。
翌年は通常に戻ります。

ここの数字は一つの答えではありますけど
EPSが確保できていて、配当性向も問題ないか」と複合的に見るべきです。

くれぐれもこの数字だけで判断してはいけません。

安定しており、ショック時に減配や無配にしていないか
成長・増配しているか

【栗林商船の一株配当推移と実数値】

日付	一株配当
2010/03	5.0
2011/03	5.0
2012/03	5.0
2013/03	5.0
2014/03	5.0
2015/03	6.0
2016/03	6.0
2017/03	6.0
2018/03	6.0
2019/03	12.0
2020/03	6.0
2021/03	6.0
2022/03	6.0

配当性向は50%未満か

今年の利益のうち、何%を株主に還元しているかを表します。
配る気持ちは嬉しいのですが70%を超えると無理してそうです。

高すぎると継続できるのか不安になりますね。

30％～50％程度に収まっているか

【栗林商船の配当性向推移と実数値】

日付	配当性向
2008/03	16.36
2009/03	17.70
2010/03	0.00
2011/03	0.00
2012/03	0.00
2013/03	5.77
2014/03	8.44
2015/03	4.48
2016/03	6.84
2017/03	8.30
2018/03	4.94
2019/03	4.61
2020/03	35.08
2021/03	11.32
2022/03	84.43