1909日本ドライケミカルは高配当株投資としてオススメか調べる

1909の日本ドライケミカルは安心して長期保有できる優良株なのか

安定的に配当金を出し続けてくれるのか
長期的に株価が伸びる見込みがあるのか
安定的にキャッシュフローを得ることができるのか

そしてFIREへ私たちを運んでくれる優良増配株、金のニワトリたりえるのか

調べていきましょう！

この銘柄いいな！っておもわれたら、本投稿の下段にあるいいねボタンを押して頂きたいです。

以下は最低限おさえておく項目です。

健康に経営できているか
株主に還元する文化があるか

を判断しましょう。

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初心者でも判断できるよう、特に必要な項目に絞って掲載しています。
より詳細なデータや他の項目は下段外部リンクのIRバンク様が個人的にオススメ。
決算ページにリンクしています。

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日本ドライケミカルってどんな銘柄？

日本ドライケミカルは東証スタンダードで取引されています。

決算は3月です。

業種は‹@ŠBに分類されています。

Yahooファイナンスで見ると

防災設備大手。消防自動車も製造、資本提携戦略で総合防災体制整備、筆頭株主にＡＬＳＯＫ

Yahooファイナンス

一旦はさらっと読む程度で。色んな数字を踏まえて「いいかも」と思われたら下段の公式サイト等で詳細を確認しましょう。

事業としては次です。

【連結事業】防災設備56、メンテナンス19、商品21、車輌4【海外】14(2021.3)

Yahooファイナンス

連結事業の読み方は
事業概要売上構成比率(売上高営業利益率)です。

例えばインターネットサービス57(11)、フィンテック35(14)、モバイル9(-50)でしたら
インターネットサービスが全体の57%の売上で、そのうち11%が利益
フィテックが35%で利益が14%
モバイルは9%で利益は-50%
という意味です。

売上高営業利益率の計算は
売上高営業利益率=営業利益÷売上高×100
です。

割合の高いところの利益が低かったりマイナスだったりすると、
何があったか調べた方がよいところです

売上高は安定しているか

こちらを見る目的は業績が安定しているかを確認ためです。

一般的に高配当株はおじいちゃんな会社が多いです。
成長期は投資に回すので、配当が低くなりがちだからです。

ですので激しい右肩上がりはそもそも期待しません。
しかし、落ちていくのも困る、という程度でとらえましょう

「高配当を継続しているのに徐々に右肩上がり」な会社はねらい目かもしれません

横這い～右肩上がりか

増減が激しすぎないか

【日本ドライケミカルの売上高推移と実数値】

日付	売上高
2009/03	23624280000
2010/03	21409840000
2011/03	21248930000
2012/03	23765510000
2013/03	28931680000
2014/03	31316170000
2015/03	30418670000
2016/03	33797430000
2017/03	30919050000
2018/03	32622770000
2019/03	36304100000
2020/03	39846860000
2021/03	43073810000
2022/03	44793000000
2023/03	45500000000

EPSが安定しているか

1株当たりの利益のことで、当期純利益を株数で割った値です。

色々と見方がありますが、高配当株的には

配当性向　＝　1株当たりの配当÷EPS　×100

という意味になりますので、しっかり増加していてほしいところです。

ちなみに増資したりすると1株あたりは下がります。
株価をEPSで割ると、PER（株価収益率）になります。

右肩上がりになっているか

【日本ドライケミカルのEPS推移と実数値】

日付	EPS
2010/03	239.24
2011/03	58.46
2012/03	65.64
2013/03	156.19
2014/03	148.68
2015/03	158.46
2016/03	169.56
2017/03	121.29
2018/03	155.94
2019/03	157.61
2020/03	224.12
2021/03	330.25
2022/03	269.95
2023/03	271.38

営業利益率は10%以上か

儲かる仕事をしているかの判断をします。

売上のうちの利益がどの程度かを表しています。
販売管理費のような人件費を除いた数字で、徐々に減っていると

「競争優位性がなくなってきたのかな？」
「社内効率が悪くなっているのかな？」

と考えられます。

市場の平均は7%程度
10%以上か
横這い～上昇傾向にあるか

【日本ドライケミカルの営業利益率推移と実数値】

日付	営業利益率
2010/03	2.89
2011/03	3.47
2012/03	4.38
2013/03	5.57
2014/03	5.39
2015/03	5.16
2016/03	5.52
2017/03	4.10
2018/03	3.40
2019/03	4.69
2020/03	7.47
2021/03	7.88
2022/03	6.31
2023/03	6.37

自己資本比率は40%以上か

企業の安全性・健全性をみるために確認します。

経営において借金は悪いことではないですけれど
高配当株投資においては40%以上はほしいところ。

40%以上であれば10年以内につぶれる確率は3.5%だそうです。

40%以上か

【日本ドライケミカルの自己資本比率推移と実数値】

日付	自己資本比率
2009/03	36.71
2010/03	36.80
2011/03	37.10
2012/03	31.10
2013/03	26.60
2014/03	35.40
2015/03	37.40
2016/03	38.80
2017/03	43.20
2018/03	42.40
2019/03	44.70
2020/03	33.10
2021/03	40.40
2022/03	42.50

営業活動によるキャッシュフローが黒字か

本業のなかで「現金がしっかり増えているか」の確認です。ここがマイナスは要注意です。

キャッシュフローが黒字ということは、期中にしっかりキャッシュを回収できている、ということです。
仮に現金がふえていても、本業から得た中身のあるものか、はたまた借入金なのかの判断が難しいですよね。

営業キャッシュフローは「しっかり本業で投資して回収できているか」を表してくれます。
大切です。

毎年黒字になっているか
長期的に増加傾向であるか

【日本ドライケミカルの営業活動によるCF推移と実数値】

日付	営業活動によるCF
2009/03	1691100000
2010/03	305430000
2011/03	-330710000
2012/03	654980000
2013/03	1076160000
2014/03	1478440000
2015/03	-193700000
2016/03	1655020000
2017/03	2172280000
2018/03	1711360000
2019/03	2837490000
2020/03	-731770000
2021/03	5099550000
2022/03	3174000000