3226日本アコモデーションファンド投資法人は高配当株投資としてオススメか調べる

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3226の日本アコモデーションファンド投資法人
REIT、不動産投信の一つです。

「高配当株投資」と若干ことなるかもしれませんけれど。
私はREITへの投資はアリ!だと思っています。

「REIT買うなら不動産投資の方がよくない?」という方もおられるかもしれませんが・・

分散しやすい
小額からでもいける
物件管理の知識や実働が不要

という点から私はREIT推奨派です。
ヤケドしにくいんですね。

REITがどんなものかはわかってるよ、という方は銘柄情報まで飛ばしてください。

この銘柄アリだな!と思われたら、本投稿の下段にあるいいねボタンを押して頂きたいです。

ランキングに反映されます。

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ざっくりとREITって何?

REITはReal Estate Investment Trustの略で「不動産投資信託」です。

出資者からお金を集めて
不動産を買って運用して
得られた利益を分配する

という仕組みです。

そして

収益の90%超を分配するなどの一定の条件を満たせば、実質的に法人税がかからない

という特徴があるので、高配当になっているものが多いです。

株式投資と少し異なるのは「減価償却ありき」という点で、キャッシュの捉え方が少し独特です。
マンションを買ったりする部分が大きいためです。

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初めての方のためのREITでおさえるポイント

個人的に一般的な財務諸表はベースに

次のあたりをおさえておけば、だいじょうぶかなぁと思います。

高配当株とおなじで「安定して稼ぎ続けてくれる?」かを考えましょう

どの地域でどのセクターに投資するの?

投資信託やETFでも「こんな投資をするよ」と目論見がありますよね

おなじくREITにも「お金はこう使うよ」と指針があります。
それが大体こんな感じ

総合型
オフィス
住居
商業施設
ホテル
物流施設

例えばCOVID19で「ホテルやオフィスは沈みがちだけど住居や物流施設はカタイ」という感じですね。

NAV倍率はどれくらい?

株価でいうPBRに近いイメージ。

一口当たりの価格 ÷ 一口当たりの純資産額
です。

資産計上のやり方で数字が変わるので、盲目的にみるのはダメですけど。
1以下なら割安と考えられています。

FFO倍率はどれくらい?

株価でいうPERに近いイメージ。
不動産投資は減価償却ありきなので、キャッシュフローベースの数字です。

1口当たりのFFO = FFO÷発行口数

FFO = 当期純利益 + 減価償却費 + (不動産売却損 – 不動産売却益)

NOI利回りはどれくらい?

営業利益率に近いイメージです。
不動産なので、業績に影響するのは次の3点が大きいです。

・いくらで買ったの
・維持費どの程度なの?
・空室率はどの程度なの?(ちゃんと稼働してるの?)

このあたりをざっくりと表してくれるのがNOI利回り
計算式を書いておくと

NOI利回り=
[1年間の満室家賃収入 × (1-空室率) -1年間の維持管理経費)]
÷
(不動産の購入価格+不動産の購入にかかる諸経費)×100

スポンサーはしっかりしてる?

お金をまわしてなんぼの業界です。

不動産でのキャッシュショートはなかなかキツイ。
どの程度の資産規模で回しているのか
スポンサーはどこか

は確認しておきましょう。

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日本アコモデーションファンド投資法人はどんな銘柄?

では3226の日本アコモデーションファンド投資法人がどんな銘柄なのかサラッと確認します

日本アコモデーションファンド投資法人の株主は三井不動産株式会社 (100%)です。

物件取得額は3,403‰­‰~

物件数は135棟です。

目標ポートフォリオは
■投資対象用途:住居特化型
■目標用途比率:定めず
賃貸住宅・その他アコモデーション資産
(学生寮・学生マンション/サービスアパートメント/シニア住宅/社宅)
■投資対象地域:首都圏及び地方中核政令都市
■目標地域比率
▼東京23区内
80%以上
▼その他
20%未満
だそうです。

特色を引用しますと、こんなかんじ。

三井不動産をスポンサーとするJ-REIT。かつては住居特化型だったが、2017年5月に規約を改正して宿泊施設への投資も可能とした。宿泊施設を含め、社宅寮、サービスアパートメント、シニア住宅をホスピタリティ施設と総称し、ポートフォリオ比率最大10%の範囲内で投資対象とする。ただし依然として住居が投資対象の大宗であることに変わりはない。地域別では東京圏への投資に重点を置いており、現在ポートフォリオの9割近くが東京23区及びその他東京圏で占められている(取得価格ベース)。そのため賃料単価の上昇率が高く、内部成長に寄与している。またR&Iから「AA-」、S&Pより「A+」という高格付をそれぞれ取得しており、日本銀行が投資口7%以上を保有している銘柄の一つでもある。旗艦物件は「大川端賃貸棟」。<2019年1月31日時点>

不動産投信情報ポータル

三井不動産をスポンサーとするJ-REIT。主要投資対象は住居。またR&Iから「AA-」、S&Pより「A+」という高格付をそれぞれ取得しており、日本銀行が投資口6%以上を保有している銘柄の一つでもある。

Yahooファイナンス

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営業収益の推移

本業がしっかりうまくいっているかの確認です。

日付 営業収益
2008/08 4498150000
2009/02 4508180000
2009/08 4474530000
2010/02 5918940000
2010/08 6217490000
2011/02 6180470000
2011/08 7565950000
2012/02 7857940000
2012/08 8103870000
2013/02 8082090000
2013/08 9002330000
2014/02 9241740000
2014/08 10152050000
2015/02 10129360000
2015/08 10435080000
2016/02 10433290000
2016/08 10621570000
2017/02 10650510000
2017/08 10775440000
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当期純利益の推移

建物の減価償却の踏まえて利益が出ているのか確認します。

日付 当期純利益
2008/08 1641040000
2009/02 1655330000
2009/08 1546290000
2010/02 2275030000
2010/08 2147180000
2011/02 2199900000
2011/08 2630130000
2012/02 2832720000
2012/08 2855480000
2013/02 2899290000
2013/08 3164610000
2014/02 3434790000
2014/08 3540100000
2015/02 3684150000
2015/08 3725000000
2016/02 3893450000
2016/08 3939240000
2017/02 4138540000
2017/08 4117080000
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資産の推移

REITは建物等の原資が商売のタネです。

日付 純資産
2008/02 62608950000
2008/08 62619740000
2009/02 62634040000
2009/08 62525000000
2010/02 83377790000
2010/08 83249930000
2011/02 83302690000
2011/08 105865490000
2012/02 106068060000
2012/08 106090900000
2013/02 106204660000
2013/08 128921490000
2014/02 129191630000
2014/08 129296910000
2015/02 129441040000
2015/08 139398880000
2016/02 139567320000
2016/08 139612950000
2017/02 139812330000
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フリーキャッシュフローの推移

施設購入等、大きなお金が動くことの多い業界なので判断が難しいですが
やはりちゃんと現金黒字になっていてもらえる方が安心です。

フリーキャッシュフロー = 営業キャッシュフロー - 投資キャッシュフロー です。

日付 フリーキャッシュ・フロー
2008/08 -15165770000
2009/02 2450390000
2009/08 2188210000
2010/02 -37410480000
2010/08 -3988300000
2011/02 2986190000
2011/08 -34080590000
2012/02 -3402140000
2012/08 3539810000
2013/02 -6778670000
2013/08 -20424710000
2014/02 565880000
2014/08 -11326680000
2015/02 5439570000
2015/08 -1760440000
2016/02 5420030000
2016/08 2122100000
2017/02 6898030000
2017/08 1880300000
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配当総額の推移

REITは税制面から剰余金をほとんど配当に回すことが多いです。
上述までの収入や資産の結果がこちらです。

資産を増やして、配当の総額も順調に増えていってほしいところです。

日付 剰余金の配当
2008/08 1630250000
2009/02 1641030000
2009/08 1655330000
2010/02 1546270000
2010/08 2275040000
2011/02 2147130000
2011/08 2199920000
2012/02 2630150000
2012/08 2832650000
2013/02 2785530000
2013/08 2899240000
2014/02 3164660000
2014/08 3434820000
2015/02 3540020000
2015/08 3683990000
2016/02 3725000000
2016/08 3893610000
2017/02 3939160000
2017/08 4083550000
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REITを考える外部リンク

日本アコモデーションファンド投資法人の公式サイトはこちら

NAV倍率やNOI利回り、REIT全般については

不動産投信情報ポータル

こちらがとても使いやすくまとまっていてオススメです。

過去の数字の流れをもっと深くみたければ

IRバンクさんの銘柄決算ページ

こちらが良いです。

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