8961森トラスト総合リート投資法人は高配当株投資としてオススメか調べる

0

8961の森トラスト総合リート投資法人
REIT、不動産投信の一つです。

「高配当株投資」と若干ことなるかもしれませんけれど。
私はREITへの投資はアリ!だと思っています。

「REIT買うなら不動産投資の方がよくない?」という方もおられるかもしれませんが・・

分散しやすい
小額からでもいける
物件管理の知識や実働が不要

という点から私はREIT推奨派です。
ヤケドしにくいんですね。

REITがどんなものかはわかってるよ、という方は銘柄情報まで飛ばしてください。

この銘柄アリだな!と思われたら、本投稿の下段にあるいいねボタンを押して頂きたいです。

ランキングに反映されます。

スポンサーリンク

ざっくりとREITって何?

REITはReal Estate Investment Trustの略で「不動産投資信託」です。

出資者からお金を集めて
不動産を買って運用して
得られた利益を分配する

という仕組みです。

そして

収益の90%超を分配するなどの一定の条件を満たせば、実質的に法人税がかからない

という特徴があるので、高配当になっているものが多いです。

株式投資と少し異なるのは「減価償却ありき」という点で、キャッシュの捉え方が少し独特です。
マンションを買ったりする部分が大きいためです。

スポンサーリンク

初めての方のためのREITでおさえるポイント

個人的に一般的な財務諸表はベースに

次のあたりをおさえておけば、だいじょうぶかなぁと思います。

高配当株とおなじで「安定して稼ぎ続けてくれる?」かを考えましょう

どの地域でどのセクターに投資するの?

投資信託やETFでも「こんな投資をするよ」と目論見がありますよね

おなじくREITにも「お金はこう使うよ」と指針があります。
それが大体こんな感じ

総合型
オフィス
住居
商業施設
ホテル
物流施設

例えばCOVID19で「ホテルやオフィスは沈みがちだけど住居や物流施設はカタイ」という感じですね。

NAV倍率はどれくらい?

株価でいうPBRに近いイメージ。

一口当たりの価格 ÷ 一口当たりの純資産額
です。

資産計上のやり方で数字が変わるので、盲目的にみるのはダメですけど。
1以下なら割安と考えられています。

FFO倍率はどれくらい?

株価でいうPERに近いイメージ。
不動産投資は減価償却ありきなので、キャッシュフローベースの数字です。

1口当たりのFFO = FFO÷発行口数

FFO = 当期純利益 + 減価償却費 + (不動産売却損 – 不動産売却益)

NOI利回りはどれくらい?

営業利益率に近いイメージです。
不動産なので、業績に影響するのは次の3点が大きいです。

・いくらで買ったの
・維持費どの程度なの?
・空室率はどの程度なの?(ちゃんと稼働してるの?)

このあたりをざっくりと表してくれるのがNOI利回り
計算式を書いておくと

NOI利回り=
[1年間の満室家賃収入 × (1-空室率) -1年間の維持管理経費)]
÷
(不動産の購入価格+不動産の購入にかかる諸経費)×100

スポンサーはしっかりしてる?

お金をまわしてなんぼの業界です。

不動産でのキャッシュショートはなかなかキツイ。
どの程度の資産規模で回しているのか
スポンサーはどこか

は確認しておきましょう。

スポンサーリンク

森トラスト総合リート投資法人はどんな銘柄?

では8961の森トラスト総合リート投資法人がどんな銘柄なのかサラッと確認します

森トラスト総合リート投資法人の株主は森トラスト株式会社 (100%)です。

物件取得額は3,247‰­‰~

物件数は16棟です。

目標ポートフォリオは
■投資対象用途:総合型(オフィス中心)
■目標用途比率
▼オフィスビル
70-90%
▼商業施設・住宅・ホテル
10-30%
■投資対象地域:東京都心部及びその他主要都市
■目標地域比率
▼東京都心部(都心6区)
60-80%
▼首都圏及びその他主要都市
20-40%
だそうです。

特色を引用しますと、こんなかんじ。

森トラストをスポンサーとする総合型REIT。取得対象は、東京都心部のオフィスを中心としており、2021年12月時点の資産規模は3,247億円。ポートフォリオ構成は、オフィスが7割、商業施設等が3割、地域別では東京都心部が8割、その他エリアが2割。JCRから「AA」の高格付を取得。スポンサーの森トラストが発行済投資口総数の約26%の最大投資主になっている。旗艦物件の「東京汐留ビルディング」はポートフォリオ全体の25%を占める。<2021年12月時点>

不動産投信情報ポータル

森トラストをスポンサーとする総合型REIT。取得対象は、東京都心部のオフィスを中心としており、ポートフォリオ構成は、オフィスが7割、商業施設等が3割、地域別では東京都心部が8割、その他エリアが2割。JCRから「AA」の高格付を取得。スポンサーの森トラストが発行済投資口総数の約26%の最大投資主になっている。旗艦物件の「東京汐留ビルディング」はポートフォリオ全体の25%を占める。

Yahooファイナンス

スポンサーリンク

営業収益の推移

本業がしっかりうまくいっているかの確認です。

日付 営業収益
2008/09 5753870000
2009/03 6895690000
2009/09 7105330000
2010/03 6736110000
2010/09 9027320000
2011/03 8886290000
2011/09 8801970000
2012/03 9014240000
2012/09 8786330000
2013/03 8436910000
2013/09 8696850000
2014/03 8788960000
2014/09 8946130000
2015/03 13156940000
2015/09 12975690000
2016/03 8558410000
2016/09 8658920000
2017/03 8869380000
2017/09 11606680000
スポンサーリンク

当期純利益の推移

建物の減価償却の踏まえて利益が出ているのか確認します。

日付 当期純利益
2008/09 3260280000
2009/03 4179170000
2009/09 4126260000
2010/03 3641080000
2010/09 4859110000
2011/03 4957560000
2011/09 4554210000
2012/03 4817370000
2012/09 4752600000
2013/03 4785250000
2013/09 4314950000
2014/03 4549550000
2014/09 4695190000
2015/03 4695190000
2015/09 6428580000
2016/03 4477340000
2016/09 4596020000
2017/03 4722330000
2017/09 7049800000
スポンサーリンク

資産の推移

REITは建物等の原資が商売のタネです。

日付 純資産
2008/09 83260340000
2009/03 101779190000
2009/09 101726370000
2010/03 101241150000
2010/09 141468780000
2011/03 141567220000
2011/09 141163830000
2012/03 141427000000
2012/09 141459640000
2013/03 141492260000
2013/09 141021910000
2014/03 158637050000
2014/09 158782740000
2015/03 159654420000
2015/09 160907280000
2016/03 159405020000
2016/09 159354650000
2017/03 159364590000
2017/09 161658430000
スポンサーリンク

フリーキャッシュフローの推移

施設購入等、大きなお金が動くことの多い業界なので判断が難しいですが
やはりちゃんと現金黒字になっていてもらえる方が安心です。

フリーキャッシュフロー = 営業キャッシュフロー - 投資キャッシュフロー です。

日付 フリーキャッシュ・フロー
2008/09 -35319980000
2009/03 6070660000
2009/09 4904390000
2010/03 2527100000
2010/09 -80194210000
2011/03 6770850000
2011/09 5734260000
2012/03 8025050000
2012/09 -431860000
2013/03 -4546400000
2013/09 -27244380000
2014/03 6092530000
2014/09 6158920000
2015/03 -4788360000
2015/09 17354380000
2016/03 4834830000
2016/09 6038590000
2017/03 6069430000
2017/09 19261490000
スポンサーリンク

配当総額の推移

REITは税制面から剰余金をほとんど配当に回すことが多いです。
上述までの収入や資産の結果がこちらです。

資産を増やして、配当の総額も順調に増えていってほしいところです。

日付 剰余金の配当
2008/09 2817280000
2009/03 3260320000
2009/09 4179080000
2010/03 4126300000
2010/09 3641090000
2011/03 4859110000
2011/09 4957610000
2012/03 4554190000
2012/09 4719960000
2013/03 4752630000
2013/09 4785300000
2014/03 4314860000
2014/09 4549510000
2015/03 4695240000
2015/09 5175720000
2016/03 5979600000
2016/09 4646400000
2017/03 4712400000
2017/09 4755960000
スポンサーリンク

REITを考える外部リンク

森トラスト総合リート投資法人の公式サイトはこちら

NAV倍率やNOI利回り、REIT全般については

不動産投信情報ポータル

こちらがとても使いやすくまとまっていてオススメです。

過去の数字の流れをもっと深くみたければ

IRバンクさんの銘柄決算ページ

こちらが良いです。

この銘柄アリだな、と思われたら「いいね」をお願いします。

ランキングに反映されます。

0

コメント

タイトルとURLをコピーしました