8967日本ロジスティクスファンド投資法人は高配当株投資としてオススメか調べる

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8967の日本ロジスティクスファンド投資法人
REIT、不動産投信の一つです。

「高配当株投資」と若干ことなるかもしれませんけれど。
私はREITへの投資はアリ!だと思っています。

「REIT買うなら不動産投資の方がよくない?」という方もおられるかもしれませんが・・

分散しやすい
小額からでもいける
物件管理の知識や実働が不要

という点から私はREIT推奨派です。
ヤケドしにくいんですね。

REITがどんなものかはわかってるよ、という方は銘柄情報まで飛ばしてください。

この銘柄アリだな!と思われたら、本投稿の下段にあるいいねボタンを押して頂きたいです。

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ざっくりとREITって何?

REITはReal Estate Investment Trustの略で「不動産投資信託」です。

出資者からお金を集めて
不動産を買って運用して
得られた利益を分配する

という仕組みです。

そして

収益の90%超を分配するなどの一定の条件を満たせば、実質的に法人税がかからない

という特徴があるので、高配当になっているものが多いです。

株式投資と少し異なるのは「減価償却ありき」という点で、キャッシュの捉え方が少し独特です。
マンションを買ったりする部分が大きいためです。

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初めての方のためのREITでおさえるポイント

個人的に一般的な財務諸表はベースに

次のあたりをおさえておけば、だいじょうぶかなぁと思います。

高配当株とおなじで「安定して稼ぎ続けてくれる?」かを考えましょう

どの地域でどのセクターに投資するの?

投資信託やETFでも「こんな投資をするよ」と目論見がありますよね

おなじくREITにも「お金はこう使うよ」と指針があります。
それが大体こんな感じ

総合型
オフィス
住居
商業施設
ホテル
物流施設

例えばCOVID19で「ホテルやオフィスは沈みがちだけど住居や物流施設はカタイ」という感じですね。

NAV倍率はどれくらい?

株価でいうPBRに近いイメージ。

一口当たりの価格 ÷ 一口当たりの純資産額
です。

資産計上のやり方で数字が変わるので、盲目的にみるのはダメですけど。
1以下なら割安と考えられています。

FFO倍率はどれくらい?

株価でいうPERに近いイメージ。
不動産投資は減価償却ありきなので、キャッシュフローベースの数字です。

1口当たりのFFO = FFO÷発行口数

FFO = 当期純利益 + 減価償却費 + (不動産売却損 – 不動産売却益)

NOI利回りはどれくらい?

営業利益率に近いイメージです。
不動産なので、業績に影響するのは次の3点が大きいです。

・いくらで買ったの
・維持費どの程度なの?
・空室率はどの程度なの?(ちゃんと稼働してるの?)

このあたりをざっくりと表してくれるのがNOI利回り
計算式を書いておくと

NOI利回り=
[1年間の満室家賃収入 × (1-空室率) -1年間の維持管理経費)]
÷
(不動産の購入価格+不動産の購入にかかる諸経費)×100

スポンサーはしっかりしてる?

お金をまわしてなんぼの業界です。

不動産でのキャッシュショートはなかなかキツイ。
どの程度の資産規模で回しているのか
スポンサーはどこか

は確認しておきましょう。

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日本ロジスティクスファンド投資法人はどんな銘柄?

では8967の日本ロジスティクスファンド投資法人がどんな銘柄なのかサラッと確認します

日本ロジスティクスファンド投資法人の株主は三井物産アセットマネジメント・ホールディングス株式会社 (70%)
三井住友信託銀行株式会社 (20%)
ケネディクス株式会社 (10%)です。

物件取得額は2,843‰­‰~

物件数は52棟です。

目標ポートフォリオは
■投資対象用途:物流施設特化
■目標用途比率:
▼物流施設 90%以上
▼その他不動産(データセンター等) 10%以下

■投資対象地域:全国主要都市

■目標地域比率
▼首都圏 50-80%
▼近畿・中部・九州 20-40%
▼その他 5-10%
だそうです。

特色を引用しますと、こんなかんじ。

三井物産をスポンサーとする物流施設特化型J-REIT。物流施設特化型としては最も早く2005年5月に上場した。物流施設の取得競争が本格化する前に上場したこと、そして強固な財務基盤を背景に金融危機時でも物件取得を継続できたこと、またREITの中で再開発を行う独自の取り組みによって、ポートフォリオの含み益率は2021年1月期は46%とJ-REITでもトップレベルの高さを誇る。旗艦物件は「横浜町田物流センター」(取得額255億円)。JCRから「AA」、R&Iから「AA-」という高格付をそれぞれ取得。また手元資金を活用し自己投資口を取得し、投資家に利益を還元する積極的な姿勢。<2021年1月末時点>

不動産投信情報ポータル

三井物産をスポンサーとする物流施設特化型J-REIT。物流施設特化型としては最も早く2005年5月に上場した。再開発を行う独自の取り組みによって、ポートフォリオの含み益率は2021年1月期は46%とJ-REITでもトップレベルの高さを誇る。

Yahooファイナンス

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営業収益の推移

本業がしっかりうまくいっているかの確認です。

日付 営業収益
2008/07 3926750000
2009/01 4266890000
2009/07 4523580000
2010/01 4576190000
2010/07 4834700000
2011/01 5433940000
2011/07 5525780000
2012/01 5561250000
2012/07 5637390000
2013/01 5888640000
2013/07 5992790000
2014/01 6645370000
2014/07 6972170000
2015/01 9416880000
2015/07 7074440000
2016/01 7554670000
2016/07 7584970000
2017/01 7748590000
2017/07 7995120000
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当期純利益の推移

建物の減価償却の踏まえて利益が出ているのか確認します。

日付 当期純利益
2008/07 1834550000
2009/01 2025140000
2009/07 1950770000
2010/01 2107770000
2010/07 2275370000
2011/01 2594160000
2011/07 2366660000
2012/01 2595660000
2012/07 2617930000
2013/01 2695780000
2013/07 2125650000
2014/01 3020470000
2014/07 3106990000
2015/01 5456020000
2015/07 3209310000
2016/01 3548780000
2016/07 3562400000
2017/01 3591070000
2017/07 3678180000
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資産の推移

REITは建物等の原資が商売のタネです。

日付 純資産
2008/01 83736380000
2008/07 83856040000
2009/01 84046690000
2009/07 83972310000
2010/01 84129270000
2010/07 89721990000
2011/01 100154110000
2011/07 99926630000
2012/01 100155630000
2012/07 100177940000
2013/01 100255750000
2013/07 99685590000
2014/01 116579800000
2014/07 116666270000
2015/01 119015600000
2015/07 118987920000
2016/01 128592420000
2016/07 128605790000
2017/01 128634620000
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フリーキャッシュフローの推移

施設購入等、大きなお金が動くことの多い業界なので判断が難しいですが
やはりちゃんと現金黒字になっていてもらえる方が安心です。

フリーキャッシュフロー = 営業キャッシュフロー - 投資キャッシュフロー です。

日付 フリーキャッシュ・フロー
2008/07 -3164800000
2009/01 3099180000
2009/07 -13170430000
2010/01 3283240000
2010/07 -6427300000
2011/01 -13311530000
2011/07 3103050000
2012/01 3295750000
2012/07 -3015710000
2013/01 -5195470000
2013/07 -2897330000
2014/01 -26138040000
2014/07 -3759530000
2015/01 13274130000
2015/07 -4981380000
2016/01 -3221080000
2016/07 4217390000
2017/01 4410260000
2017/07 -20306680000
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配当総額の推移

REITは税制面から剰余金をほとんど配当に回すことが多いです。
上述までの収入や資産の結果がこちらです。

資産を増やして、配当の総額も順調に増えていってほしいところです。

日付 剰余金の配当
2008/07 1714890000
2009/01 1834500000
2009/07 2025160000
2010/01 1950800000
2010/07 2107710000
2011/01 2275420000
2011/07 2594140000
2012/01 2366660000
2012/07 2595620000
2013/01 2617970000
2013/07 2695820000
2014/01 2125570000
2014/07 3020530000
2015/01 3106690000
2015/07 3237000000
2016/01 3208780000
2016/07 3549040000
2017/01 3562240000
2017/07 3591280000
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REITを考える外部リンク

日本ロジスティクスファンド投資法人の公式サイトはこちら

NAV倍率やNOI利回り、REIT全般については

不動産投信情報ポータル

こちらがとても使いやすくまとまっていてオススメです。

過去の数字の流れをもっと深くみたければ

IRバンクさんの銘柄決算ページ

こちらが良いです。

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