8984大和ハウスリート投資法人は高配当株投資としてオススメか調べる

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8984の大和ハウスリート投資法人
REIT、不動産投信の一つです。

「高配当株投資」と若干ことなるかもしれませんけれど。
私はREITへの投資はアリ!だと思っています。

「REIT買うなら不動産投資の方がよくない?」という方もおられるかもしれませんが・・

分散しやすい
小額からでもいける
物件管理の知識や実働が不要

という点から私はREIT推奨派です。
ヤケドしにくいんですね。

REITがどんなものかはわかってるよ、という方は銘柄情報まで飛ばしてください。

この銘柄アリだな!と思われたら、本投稿の下段にあるいいねボタンを押して頂きたいです。

ランキングに反映されます。

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ざっくりとREITって何?

REITはReal Estate Investment Trustの略で「不動産投資信託」です。

出資者からお金を集めて
不動産を買って運用して
得られた利益を分配する

という仕組みです。

そして

収益の90%超を分配するなどの一定の条件を満たせば、実質的に法人税がかからない

という特徴があるので、高配当になっているものが多いです。

株式投資と少し異なるのは「減価償却ありき」という点で、キャッシュの捉え方が少し独特です。
マンションを買ったりする部分が大きいためです。

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初めての方のためのREITでおさえるポイント

個人的に一般的な財務諸表はベースに

次のあたりをおさえておけば、だいじょうぶかなぁと思います。

高配当株とおなじで「安定して稼ぎ続けてくれる?」かを考えましょう

どの地域でどのセクターに投資するの?

投資信託やETFでも「こんな投資をするよ」と目論見がありますよね

おなじくREITにも「お金はこう使うよ」と指針があります。
それが大体こんな感じ

総合型
オフィス
住居
商業施設
ホテル
物流施設

例えばCOVID19で「ホテルやオフィスは沈みがちだけど住居や物流施設はカタイ」という感じですね。

NAV倍率はどれくらい?

株価でいうPBRに近いイメージ。

一口当たりの価格 ÷ 一口当たりの純資産額
です。

資産計上のやり方で数字が変わるので、盲目的にみるのはダメですけど。
1以下なら割安と考えられています。

FFO倍率はどれくらい?

株価でいうPERに近いイメージ。
不動産投資は減価償却ありきなので、キャッシュフローベースの数字です。

1口当たりのFFO = FFO÷発行口数

FFO = 当期純利益 + 減価償却費 + (不動産売却損 – 不動産売却益)

NOI利回りはどれくらい?

営業利益率に近いイメージです。
不動産なので、業績に影響するのは次の3点が大きいです。

・いくらで買ったの
・維持費どの程度なの?
・空室率はどの程度なの?(ちゃんと稼働してるの?)

このあたりをざっくりと表してくれるのがNOI利回り
計算式を書いておくと

NOI利回り=
[1年間の満室家賃収入 × (1-空室率) -1年間の維持管理経費)]
÷
(不動産の購入価格+不動産の購入にかかる諸経費)×100

スポンサーはしっかりしてる?

お金をまわしてなんぼの業界です。

不動産でのキャッシュショートはなかなかキツイ。
どの程度の資産規模で回しているのか
スポンサーはどこか

は確認しておきましょう。

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大和ハウスリート投資法人はどんな銘柄?

では8984の大和ハウスリート投資法人がどんな銘柄なのかサラッと確認します

大和ハウスリート投資法人の株主は大和ハウス工業株式会社 (100%)です。

物件取得額は8,952‰­‰~

物件数は230棟です。

目標ポートフォリオは
■投資対象用途:総合型
■目標用途比率:
▼物流施設・居住施設・商業施設・ホテル:80%以上
▼その他資産(オフィス・ヘルスケア施設):20%
■投資対象地域:全国主要都市
■目標地域比率
▼三大都市圏(首都圏・中部圏・近畿圏):70%以上
だそうです。

特色を引用しますと、こんなかんじ。

大和ハウス工業をスポンサーとする総合型J-REIT。2006年にビ・ライフ投資法人として上場、2008年に大和ハウス工業がメインスポンサーとなり、2010年にニューシティ・レジデンス投資法人を吸収合併し、大和ハウス・レジデンシャル投資法人に改名、2016年に同じ大和ハウス系列の旧大和ハウス・リート投資法人と合併し、総合型REITとなる。投資対象は、物流施設、住居、商業施設及びホテルを中核資産と位置付け80%以上とする。2021年9月に公募増資を行い、資産規模は8,937億円に成長。ポートフォリオ構成は、物流施設が53%、住居が27%、商業施設とホテルが16%。JCRから「AA」、R&Iからは「AA-」の高格付を取得。旗艦物件は、商業施設である「イーアスつくば」。<2021年12月時点>

不動産投信情報ポータル

大和ハウス工業をスポンサーとする総合型J-REIT。投資対象は、物流施設、住居、商業施設及びホテルを中核資産と位置付け80%以上とする。2021年9月に公募増資を行い、資産規模は8937億円に成長。ポートフォリオ構成は、物流施設が53%、住居が27%、商業施設とホテルが16%。JCRから「AA」、R&Iからは「AA-」の高格付を取得。

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営業収益の推移

本業がしっかりうまくいっているかの確認です。

日付 営業収益
2008/05 1658570000
2008/11 1675470000
2009/05 1558990000
2009/08 5324080000
2009/11 1478690000
2010/02 5305620000
2010/08 6514420000
2011/02 7793860000
2011/08 6728960000
2012/02 7421370000
2012/08 7746120000
2013/02 7612930000
2013/08 7971530000
2014/02 8316510000
2014/08 8578250000
2015/02 8693570000
2015/08 9356100000
2016/02 9662320000
2016/08 9691130000
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当期純利益の推移

建物の減価償却の踏まえて利益が出ているのか確認します。

日付 当期純利益
2008/05 653290000
2008/11 612490000
2009/05 548660000
2009/08 -3237070000
2009/11 436540000
2010/02 7788040000
2010/08 20918340000
2011/02 3245540000
2011/08 1401850000
2012/02 2234210000
2012/08 2616910000
2013/02 2528620000
2013/08 2779450000
2014/02 2703920000
2014/08 3081410000
2015/02 3080480000
2015/08 3145900000
2016/02 3177130000
2016/08 3213550000
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資産の推移

REITは建物等の原資が商売のタネです。

日付 純資産
2008/05 24667060000
2008/11 24615850000
2009/05 24551310000
2009/08 80488280000
2009/11 24439150000
2010/02 94276330000
2010/08 73162540000
2011/02 74586570000
2011/08 73984170000
2012/02 91880480000
2012/08 91928830000
2013/02 91846520000
2013/08 103406970000
2014/02 111789580000
2014/08 111622810000
2015/02 111455860000
2015/08 111352460000
2016/02 111194680000
2016/08 111042650000
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フリーキャッシュフローの推移

施設購入等、大きなお金が動くことの多い業界なので判断が難しいですが
やはりちゃんと現金黒字になっていてもらえる方が安心です。

フリーキャッシュフロー = 営業キャッシュフロー - 投資キャッシュフロー です。

日付 フリーキャッシュ・フロー
2008/05 729670000
2008/11 896470000
2009/05 773220000
2009/08 2220490000
2009/11 410880000
2010/02 412630000
2010/08 861990000
2011/02 3358870000
2011/08 2293170000
2012/02 -16339850000
2012/08 2891800000
2013/02 1534840000
2013/08 -4447260000
2014/02 -5053310000
2014/08 -1165250000
2015/02 2109940000
2015/08 -15127140000
2016/02 3659940000
2016/08 4753000000
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配当総額の推移

REITは税制面から剰余金をほとんど配当に回すことが多いです。
上述までの収入や資産の結果がこちらです。

資産を増やして、配当の総額も順調に増えていってほしいところです。

日付 剰余金の配当
2008/05 637220000
2008/11 653280000
2009/05 612490000
2009/08 0
2009/11 548650000
2010/02 0
2010/08 436540000
2011/02 1821510000
2011/08 2004240000
2012/02 1937750000
2012/08 2568560000
2013/02 2610940000
2013/08 2720580000
2014/02 2920520000
2014/08 3248180000
2015/02 3247430000
2015/08 3249300000
2016/02 3334920000
2016/08 3365570000
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REITを考える外部リンク

大和ハウスリート投資法人の公式サイトはこちら

NAV倍率やNOI利回り、REIT全般については

不動産投信情報ポータル

こちらがとても使いやすくまとまっていてオススメです。

過去の数字の流れをもっと深くみたければ

IRバンクさんの銘柄決算ページ

こちらが良いです。

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