3234森ヒルズリート投資法人は高配当株投資としてオススメか調べる

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3234の森ヒルズリート投資法人
REIT、不動産投信の一つです。

「高配当株投資」と若干ことなるかもしれませんけれど。
私はREITへの投資はアリ!だと思っています。

「REIT買うなら不動産投資の方がよくない?」という方もおられるかもしれませんが・・

分散しやすい
小額からでもいける
物件管理の知識や実働が不要

という点から私はREIT推奨派です。
ヤケドしにくいんですね。

REITがどんなものかはわかってるよ、という方は銘柄情報まで飛ばしてください。

この銘柄アリだな!と思われたら、本投稿の下段にあるいいねボタンを押して頂きたいです。

ランキングに反映されます。

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ざっくりとREITって何?

REITはReal Estate Investment Trustの略で「不動産投資信託」です。

出資者からお金を集めて
不動産を買って運用して
得られた利益を分配する

という仕組みです。

そして

収益の90%超を分配するなどの一定の条件を満たせば、実質的に法人税がかからない

という特徴があるので、高配当になっているものが多いです。

株式投資と少し異なるのは「減価償却ありき」という点で、キャッシュの捉え方が少し独特です。
マンションを買ったりする部分が大きいためです。

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初めての方のためのREITでおさえるポイント

個人的に一般的な財務諸表はベースに

次のあたりをおさえておけば、だいじょうぶかなぁと思います。

高配当株とおなじで「安定して稼ぎ続けてくれる?」かを考えましょう

どの地域でどのセクターに投資するの?

投資信託やETFでも「こんな投資をするよ」と目論見がありますよね

おなじくREITにも「お金はこう使うよ」と指針があります。
それが大体こんな感じ

総合型
オフィス
住居
商業施設
ホテル
物流施設

例えばCOVID19で「ホテルやオフィスは沈みがちだけど住居や物流施設はカタイ」という感じですね。

NAV倍率はどれくらい?

株価でいうPBRに近いイメージ。

一口当たりの価格 ÷ 一口当たりの純資産額
です。

資産計上のやり方で数字が変わるので、盲目的にみるのはダメですけど。
1以下なら割安と考えられています。

FFO倍率はどれくらい?

株価でいうPERに近いイメージ。
不動産投資は減価償却ありきなので、キャッシュフローベースの数字です。

1口当たりのFFO = FFO÷発行口数

FFO = 当期純利益 + 減価償却費 + (不動産売却損 – 不動産売却益)

NOI利回りはどれくらい?

営業利益率に近いイメージです。
不動産なので、業績に影響するのは次の3点が大きいです。

・いくらで買ったの
・維持費どの程度なの?
・空室率はどの程度なの?(ちゃんと稼働してるの?)

このあたりをざっくりと表してくれるのがNOI利回り
計算式を書いておくと

NOI利回り=
[1年間の満室家賃収入 × (1-空室率) -1年間の維持管理経費)]
÷
(不動産の購入価格+不動産の購入にかかる諸経費)×100

スポンサーはしっかりしてる?

お金をまわしてなんぼの業界です。

不動産でのキャッシュショートはなかなかキツイ。
どの程度の資産規模で回しているのか
スポンサーはどこか

は確認しておきましょう。

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森ヒルズリート投資法人はどんな銘柄?

では3234の森ヒルズリート投資法人がどんな銘柄なのかサラッと確認します

森ヒルズリート投資法人の株主は森ビル株式会社 (100%)です。

物件取得額は4,108‰­‰~

物件数は11棟です。

目標ポートフォリオは
■投資対象用途:総合型(オフィス中心+商業施設・住居)
■目標用途比率
▼オフィスビル
50%以上
▼住宅及び商業施設等
50%以下
■投資対象地域:全国主要都市(東京都心5区中心)
■目標地域比率
▼東京圏(80%以上)
東京都心5区(港・千代田・中央・新宿・渋谷)及び周辺地区 50%以上
上記以外の東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県 30%以下
▼地方主要都市部(20%以下)
東京圏以外の政令指定都市・それに準じる全国主要都市
だそうです。

特色を引用しますと、こんなかんじ。

森ビルをスポンサーとするJ-REIT。ポートフォリオのタイプは総合型だが、オフィスがポートフォリオの約93%を占め、残りが住宅や商業施設。東京23区以外の投資はなく、88%が港区に集中する。森ビルが開発したタワービルの持分を継続的に追加取得し、資産規模は4,100億円。森ビルとの賃料固定マスターリース契約がポートフォリオの66%を占め収益が安定する一方、賃料上昇期は恩恵を受けにくい。JCRから「AA」の高格付を取得。旗艦物件は「六本木ヒルズ森タワー」。<2021年12月時点>

不動産投信情報ポータル

森ビルをスポンサーとするJ-REIT。ポートフォリオのタイプは総合型だが、オフィスがポートフォリオの約93%を占め、残りが住宅や商業施設。東京23区以外の投資はなく、88%が港区に集中する。森ビルとの賃料固定マスターリース契約がポートフォリオの66%を占め収益が安定する一方、賃料上昇期は恩恵を受けにくい。JCRから「AA」の高格付を取得。旗艦物件は「六本木ヒルズ森タワー」。

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営業収益の推移

本業がしっかりうまくいっているかの確認です。

日付 営業収益
2008/07 4823150000
2009/01 5701610000
2009/07 5789150000
2010/01 5520850000
2010/07 5388200000
2011/01 5483680000
2011/07 5257790000
2012/01 4765560000
2012/07 4797580000
2013/01 4676590000
2013/07 5052200000
2014/01 5610030000
2014/07 5788110000
2015/01 6506600000
2015/07 6516010000
2016/01 6748410000
2016/07 7760590000
2017/01 8248750000
2017/07 8491970000
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当期純利益の推移

建物の減価償却の踏まえて利益が出ているのか確認します。

日付 当期純利益
2008/07 1832390000
2009/01 2179140000
2009/07 2026000000
2010/01 1728480000
2010/07 1522730000
2011/01 1839890000
2011/07 1933660000
2012/01 1996150000
2012/07 2119340000
2013/01 2122840000
2013/07 2432160000
2014/01 2797220000
2014/07 2979220000
2015/01 3616460000
2015/07 3716110000
2016/01 3927880000
2016/07 4507590000
2017/01 4562480000
2017/07 4755870000
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資産の推移

REITは建物等の原資が商売のタネです。

日付 純資産
2008/01 74514190000
2008/07 74503810000
2009/01 89541980000
2009/07 89383120000
2010/01 89081970000
2010/07 103520720000
2011/01 103843840000
2011/07 103944730000
2012/01 104007220000
2012/07 104130400000
2013/01 104239030000
2013/07 115503880000
2014/01 127233530000
2014/07 127415490000
2015/01 154140120000
2015/07 154240440000
2016/01 154452040000
2016/07 178853120000
2017/01 178921710000
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フリーキャッシュフローの推移

施設購入等、大きなお金が動くことの多い業界なので判断が難しいですが
やはりちゃんと現金黒字になっていてもらえる方が安心です。

フリーキャッシュフロー = 営業キャッシュフロー - 投資キャッシュフロー です。

日付 フリーキャッシュ・フロー
2008/07 -13546430000
2009/01 -39171190000
2009/07 2578500000
2010/01 1900840000
2010/07 -7715950000
2011/01 918260000
2011/07 1668590000
2012/01 2285510000
2012/07 2466920000
2013/01 1941240000
2013/07 -16393260000
2014/01 -17430550000
2014/07 4116090000
2015/01 -24239950000
2015/07 5005940000
2016/01 -7350470000
2016/07 -39623150000
2017/01 6704600000
2017/07 6430030000
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REITを考える外部リンク

森ヒルズリート投資法人の公式サイトはこちら

NAV倍率やNOI利回り、REIT全般については

不動産投信情報ポータル

こちらがとても使いやすくまとまっていてオススメです。

過去の数字の流れをもっと深くみたければ

IRバンクさんの銘柄決算ページ

こちらが良いです。

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