3283日本プロロジスリート投資法人は高配当株投資としてオススメか調べる

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3283の日本プロロジスリート投資法人
REIT、不動産投信の一つです。

「高配当株投資」と若干ことなるかもしれませんけれど。
私はREITへの投資はアリ!だと思っています。

「REIT買うなら不動産投資の方がよくない?」という方もおられるかもしれませんが・・

分散しやすい
小額からでもいける
物件管理の知識や実働が不要

という点から私はREIT推奨派です。
ヤケドしにくいんですね。

REITがどんなものかはわかってるよ、という方は銘柄情報まで飛ばしてください。

この銘柄アリだな!と思われたら、本投稿の下段にあるいいねボタンを押して頂きたいです。

ランキングに反映されます。

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ざっくりとREITって何?

REITはReal Estate Investment Trustの略で「不動産投資信託」です。

出資者からお金を集めて
不動産を買って運用して
得られた利益を分配する

という仕組みです。

そして

収益の90%超を分配するなどの一定の条件を満たせば、実質的に法人税がかからない

という特徴があるので、高配当になっているものが多いです。

株式投資と少し異なるのは「減価償却ありき」という点で、キャッシュの捉え方が少し独特です。
マンションを買ったりする部分が大きいためです。

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初めての方のためのREITでおさえるポイント

個人的に一般的な財務諸表はベースに

次のあたりをおさえておけば、だいじょうぶかなぁと思います。

高配当株とおなじで「安定して稼ぎ続けてくれる?」かを考えましょう

どの地域でどのセクターに投資するの?

投資信託やETFでも「こんな投資をするよ」と目論見がありますよね

おなじくREITにも「お金はこう使うよ」と指針があります。
それが大体こんな感じ

総合型
オフィス
住居
商業施設
ホテル
物流施設

例えばCOVID19で「ホテルやオフィスは沈みがちだけど住居や物流施設はカタイ」という感じですね。

NAV倍率はどれくらい?

株価でいうPBRに近いイメージ。

一口当たりの価格 ÷ 一口当たりの純資産額
です。

資産計上のやり方で数字が変わるので、盲目的にみるのはダメですけど。
1以下なら割安と考えられています。

FFO倍率はどれくらい?

株価でいうPERに近いイメージ。
不動産投資は減価償却ありきなので、キャッシュフローベースの数字です。

1口当たりのFFO = FFO÷発行口数

FFO = 当期純利益 + 減価償却費 + (不動産売却損 – 不動産売却益)

NOI利回りはどれくらい?

営業利益率に近いイメージです。
不動産なので、業績に影響するのは次の3点が大きいです。

・いくらで買ったの
・維持費どの程度なの?
・空室率はどの程度なの?(ちゃんと稼働してるの?)

このあたりをざっくりと表してくれるのがNOI利回り
計算式を書いておくと

NOI利回り=
[1年間の満室家賃収入 × (1-空室率) -1年間の維持管理経費)]
÷
(不動産の購入価格+不動産の購入にかかる諸経費)×100

スポンサーはしっかりしてる?

お金をまわしてなんぼの業界です。

不動産でのキャッシュショートはなかなかキツイ。
どの程度の資産規模で回しているのか
スポンサーはどこか

は確認しておきましょう。

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日本プロロジスリート投資法人はどんな銘柄?

では3283の日本プロロジスリート投資法人がどんな銘柄なのかサラッと確認します

日本プロロジスリート投資法人の株主は株式会社プロロジス (100%)です。

物件取得額は8,220‰­‰~

物件数は55棟です。

目標ポートフォリオは
■投資対象用途:物流施設特化型
■目標用途比率:物流施設100%
▼マルチテナント型 80%程度
▼BTS型 20%程度

■投資対象地域:全国主要都市
■目標地域比率
▼関東圏、関西圏
70%以上
▼東北圏、中部圏、九州圏
30%以下
だそうです。

特色を引用しますと、こんなかんじ。

物流施設の開発・運営等の国際的大手であるプロロジス・グループをスポンサーとする物流施設特化型J-REIT。ポートフォリオは、大型マルチテナント型物流施設(複数の企業向け物流施設)80%程度、ビルド・トゥ・スーツ型物流施設(特定の企業向け物流施設) 20%程度。投資エリアは関東・関西エリアをターゲット(70%以上)としている。物流特化型REITとしてGLP投資法人に次いで2番目の規模だが、1物件当たりの規模はGLP投資法人より大きい。 2021年2月の増資によって資産規模は7,583億円へ拡大する見込み。JCRから「AA」格付を取得。(2021年1月31日時点)

不動産投信情報ポータル

流施設の開発・運営等の国際的大手であるプロロジス・グループをスポンサーとする物流施設特化型J-REIT。ポートフォリオ規模は物流特化型J-REITの中では最大の5100億円超。JCRから「AA」という高格付を取得しており、日本銀行が投資口5%以上を保有している銘柄の一つでもある。

Yahooファイナンス

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営業収益の推移

本業がしっかりうまくいっているかの確認です。

日付 営業収益
2013/05 3565480000
2013/11 10113260000
2014/05 12693430000
2014/11 13436550000
2015/05 14242990000
2015/11 14332960000
2016/05 14866530000
2016/11 15639810000
2017/05 21253130000
2017/11 19287340000
2018/05 18435280000
2018/11 19726270000
2019/05 19771260000
2019/11 21680240000
2020/05 22655390000
2020/11 23610820000
2021/05 24554070000
2021/11 25410710000
2022/11 27484000000
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当期純利益の推移

建物の減価償却の踏まえて利益が出ているのか確認します。

日付 当期純利益
2013/05 1333240000
2013/11 4642570000
2014/05 5185490000
2014/11 5474820000
2015/05 5788070000
2015/11 5987100000
2016/05 6255140000
2016/11 6780120000
2017/05 8822520000
2017/11 9601330000
2018/05 8075480000
2018/11 8709470000
2019/05 8601970000
2019/11 9323520000
2020/05 6008610000
2020/11 13937040000
2021/05 10611550000
2021/11 11003300000
2022/11 11111000000
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資産の推移

REITは建物等の原資が商売のタネです。

日付 純資産
2013/05 98415800000
2013/11 172583950000
2014/05 202459790000
2014/11 242392760000
2015/05 241704370000
2015/11 240906940000
2016/05 265236480000
2016/11 264637750000
2017/05 279584580000
2017/11 313553460000
2018/05 340077890000
2018/11 339228210000
2019/05 338148610000
2019/11 373539880000
2020/05 401861320000
2020/11 404344490000
2021/05 440355680000
2021/11 438844770000
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フリーキャッシュフローの推移

施設購入等、大きなお金が動くことの多い業界なので判断が難しいですが
やはりちゃんと現金黒字になっていてもらえる方が安心です。

フリーキャッシュフロー = 営業キャッシュフロー - 投資キャッシュフロー です。

日付 フリーキャッシュ・フロー
2013/05 -171744410000
2013/11 -119979750000
2014/05 -42599020000
2014/11 -36409640000
2015/05 11137690000
2015/11 8381650000
2016/05 -34930740000
2016/11 12775760000
2017/05 -11457800000
2017/11 -37523100000
2018/05 -31383730000
2018/11 9960620000
2019/05 -1218830000
2019/11 -49845320000
2020/05 -43500040000
2020/11 23782220000
2021/05 -51444950000
2021/11 22616030000
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配当総額の推移

REITは税制面から剰余金をほとんど配当に回すことが多いです。
上述までの収入や資産の結果がこちらです。

資産を増やして、配当の総額も順調に増えていってほしいところです。

日付 剰余金の配当
2013/11 1333160000
2014/05 4642560000
2014/11 5185390000
2015/05 5474360000
2015/11 5787620000
2016/05 5986660000
2016/11 6255260000
2017/05 6780210000
2017/11 8822580000
2018/05 9601840000
2018/11 8074890000
2019/05 8708820000
2019/11 8601710000
2020/05 9323770000
2020/11 6009270000
2021/05 10186420000
2021/11 10611400000
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REITを考える外部リンク

日本プロロジスリート投資法人の公式サイトはこちら

NAV倍率やNOI利回り、REIT全般については

不動産投信情報ポータル

こちらがとても使いやすくまとまっていてオススメです。

過去の数字の流れをもっと深くみたければ

IRバンクさんの銘柄決算ページ

こちらが良いです。

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